ツヤがあり、指通りの良い髪の毛は誰もが憧れるところです。しかしこのような美髪は、日々のヘアケアを適切に行えばだれもが手に入れられます。では日々どのようにヘアケアをすればいいか、自分たちでも行えるポイントについてみていきます。
1.まずは現状を把握しよう
正しくヘアケアするためには、今自分の髪の毛がどんな状態なのか理解することが重要です。そして現状のコンディションに合わせたヘアケアをすることが重要です。
1-1.キューティクルの状態を確認する
髪の毛のキューティクルは、あまりケアについて詳しくない人でも聞いたことがあるでしょう。髪の毛の表面にある組織で、魚のうろこのようになっています。内部を守る働きがあります。もし髪の毛がパサつく、トリートメントしてもすぐに元の状態に戻ってしまうのであれば、キューティクルがはがれた状態になっているかもしれません。
1-2.髪質を理解する
自分の髪質がどんなものか、理解できていますか?もしわかっていないようであれば、自分の髪質を確認しましょう。髪質は大きく分けてくせ毛と直毛、猫っ毛、剛毛の4タイプに分類できます。中にはこのうちの複数タイプが混在している方もいるでしょう。
髪の毛を濡らして乾燥する際にうねりやハネが起きる方はくせ毛です。もしサラサラなストレートヘアなら直毛タイプに該当します。ボリュームを出しにくくなっている方は髪の毛の細い猫っ毛と思っていいでしょう。逆にボリュームが出すぎてしまう、ごわついた髪の毛は剛毛タイプといえます。
2.ヘアケアの基本はシャンプーから
ヘアケアの基本はシャンプーです。普段何気なく行っている人が多いでしょうが、正しいやり方で洗髪している人は意外と少ないでしょう。
2-1.まずはブラッシングから
お風呂に入っていきなりシャンプーしている人は、そのやり方を見直したほうがいいでしょう。まずブラッシングする習慣をつけてください。ブラッシングすることで、髪の毛表面に付着した汚れを除去できます。また絡まった髪の毛を解くことも可能です。髪の毛に余計な負担をかけることなく、シャンプーできるわけです。
2-2.予洗いをする
まずは髪の毛を十分濡らしてください。お湯だけでも髪の毛の汚れは十分洗い流せます。シャンプーにかける時間も短縮でき、負担軽減につながります。これを予洗いといいますが、お湯は38度くらいのぬるま湯で行ってください。あまり熱いお湯をかけてしまうと頭皮や髪の毛の乾燥を招き、トラブルリスクが高まるからです。
2-3.シャンプー適量で洗浄する
予洗いの完了したところで、シャンプーで洗髪してください。この時多すぎても少なすぎてもいけません。適量は髪の毛の長さによって変わります。ショートは半プッシュから1プッシュで十分です。ボブは1プッシュ、ミディアムは1~2プッシュが理想です。ロングヘアの場合2プッシュは必要です。そして髪の毛に付ける前に十分泡立ててから洗うのもポイントと言えます。泡立てることで、泡がクッションとなり摩擦軽減し、頭皮や髪の毛に負担がかかりにくいものです。
最後にすすぎは丁寧に行ってください。シャンプーが残っていると頭皮ダメージの発症する危険性があるからです。ぬめりがなくなるまで丁寧に洗いましょう。
3.トリートメントをしっかりと
シャンプーを行ってダメージヘアが気になっているのであれば、トリートメントをしっかり行いましょう。トリートメントを正しく行えていないと、せっかくの効果も半減してしまいます。
3-1.正しいトリートメント方法について解説
トリートメントを行う際には、シャンプーの後しっかり水気を取りましょう。そしてトリートメントはムラなくまんべんなくつけることが大事です。目の粗めのくしがあると、均一になじませられるのでおすすめです。そして髪の毛を手でやさしく握りましょう。こうすることで有効成分が髪の毛の内部に浸透するからです。またトリートメントによってはしばらく放置しないといけないものもあります。この場合、商品の支持の通りにしばらく放置してください。
3-2.ヘアオイルを使用する
中には「洗い流さないトリートメント」を使用している方もいるでしょう。ヘアオイルとも呼ばれますが、こちらもつけ方がポイントです。こちらもタオルドライでしっかり髪の毛の水気を切りましょう。そして毛先から根元に流すようになじませましょう。まんべんなくなじませたところでドライヤーを使って乾かし、その後1~2滴ヘアオイルをたらして髪の毛になじませていきましょう。
4.まとめ
ヘアケアは毎日正しく行っていけば、徐々に美しい髪質に改善していく可能性が高いのです。髪の毛がパサつくなど乾燥しているのであれば、日々のヘアケアを見直してみましょう。ここで紹介したヘアケア方法を参考に、改善できるところは改善してください。
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